KAZYAさんの似顔絵に一目惚れ

KAZYAさんの似顔絵からはセレナーデが聞こえてきます。
シンフォニーでもなく、ジャズでもなく、ボサノバでもなく
紛れもなくセレナーデになります。
抒情的で何処か切なさの漂う似顔絵は、夕暮れ時に見る夕焼けのようです。
とても素敵に感じます。

最近、お客さんから頂いたメールです。

数年前ですが、、、もう一通とても「ありがたいな」と感じたメールがありました。

青森県の清野を忘れないで下さい。
どこのサイトを見ても昭和の似顔絵、KAZYA様のが一番です。

ホントにありがたいメールです。

こうしたお客さんは、おそらく数多くのサイトご覧になっておられます。

以前、似顔絵について結構、うんちくを書いたことがあります。
私にとって、似顔絵を選ぶ時の基準として皆さんに参考にして頂ければ、、、
そんな感じでお描きした日記でした。

日々、当サイト見て頂いている。
不思議難なんだけど、、、私如きの似顔絵を気に入って見て頂いている方が半分位は
おられるんですね。

そうした方のために、、、
少しだけ私の似顔絵のスタイル、というより絵を描く感覚の捉え方について
少しお話しさせて頂ければと思います。

皆さんは日が暮れて街に灯がともりだした時に何を感じているでしょうか。

日も暮れ、街に灯がともり、家々の窓にも灯がともりだした時、
その中に人の影が動く頃、生活自体の持っている明かりを感じ、
なぜか不思議と疲れも癒えて、音が耳から消えて、目の前の景色が
まるで止まっているかのように感じることがありますね。
皆さんはありませんか。
そんな時、少なくとも絵を描いている人として、お客さんの役に
立てるかなと感じることがあります。
これが私の似顔絵の原点です。
今の世の中は、人が本来に持つスピードより速く動いているように思います。
だから、仕事や用事で疲れた時に、ちょっと腰かけて、ほんのひと時は現実から解き放たれて、、、
束の間の時間を楽しめたらという気持ちでお描きしております。
テクニック、描き方では私より上手い人は数多くいます。
しかし、指先までちゃんと描けている人はそれ程、多くはいません。


退職記念の似顔絵
<制作エピソード>
この時期になると、退職記念の似顔絵を描くことが増えます。
Sサイズにお描きすることが多いですが、この似顔絵はLサイズとワイドですね。
車の窓から、、、というポーズは結構、難しいものです。
簡単そうに見えますが、苦労しています。
ちゃんとそのように見えないと気に入らない。
ごまかすことが苦手なんですね。
広島のA消防署からでしたが、とても気に入って頂けました。

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